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【慌てず旅行を楽しもう】海外旅行ロストバゲージの対応方法と補償請求

飛行機を利用した旅行で心配になるのは到着した空港で預けた荷物がロストバゲージしないかどうかです。ロストバゲージとは空港で預けた荷物が目的地の空港で出てこず紛失する意味です。

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ロストバゲージ遭遇確率はかなり低いですが、2015年の年末にラスベガス旅行へ行った際に「ロストバゲージ」に不運(ある意味強運)にも遭遇してしまいました。その時に経験したことや、対応方法、保険や補償について紹介していきます。

ロストバゲージに遭遇したら

ロストバゲージに遭遇したら到着した空港で「さあ旅行だ!」という気持ちから一気に最悪な気分に落ち込んでしまいますが、落ち込んでいても荷物は来ません。まずは落ちついて以下のことを実施しましょう!

 

(1)手荷物預かり所へ行く

まずは、荷物が出てこないこと確認したらバゲージクレーム(荷物が出てくる場所)から近い場所に行きましょう。

 

(2)ロストバゲージの旨を伝える

海外の場合は英語になりますが、流れを把握していれば会話に困ることはありません。「ロストバゲージに遭ってしまったようだ」と伝えれば十分です。空港職員に文句を言っても仕方がありません。

 

会話の流れはこんな感じです。

・航空会社はどこかという質問

・出発地で荷物を預けた時の控えを掲示

・航空券の掲示

・ID(パスポート)の掲示

 

(3)荷物の状況を調べてもらう

この情報を元に空港職員がパソコンで現在の荷物の居場所を調べてくれます。そのため出発地の空港で発行された荷物の控えは捨てずに持っておくようにしましょう。私の荷物は経由地である「バンクーバー」に置き去りにされてしまいました。

 

(4)証明書を発行してもらう

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次に空港職員が写真のような「手荷物遅延証明書」を発行してくれます。色々と英語が書いてありますが、言いたいことや聞きたいことがあれば電話番号にかけろと空港職員に言われました。(この電話番号は当然英語です。英語が堪能ではない私にはハードルが高いため、この番号には電話をしませんでした)

この証明書がないと後々の補償の際に役立ちますので紛失しないように!!

 

帰国後判明しましたが、以下のURLから荷物の経過状況を把握できるようです。

aircanada.com - WorldTracer

こちらに遅延証明書と名前を入力すれば、荷物の場所が把握できるシステムです。

 

(5)荷物の到着日を聞く

同時に空港職員が次便に荷物を乗せるように手配してくれます。便数が多い路線だと数時間後に到着する可能性がありますが、私はバンクーバー=ラスベガス線の最終便であったため翌日の昼便で荷物が届けられるということでした。

 

(6)荷物の特徴を伝える

次に荷物の特徴を聞かれます。色・材質・大きさやその他特徴を簡単に伝えます。詳細まで伝えなくても問題ありません。なぜなら荷物に札が付けられて番号管理されているためです。念のための情報だと思います。

 

(7)ホテル名を伝える

最後に宿泊するホテルを聞かれます。もちろん宿泊するホテルに無料で届けてくれます。

 

以上で空港での対応は終了です。あとは気長に待つだけです。

 

ホテルで

 ホテルにチェックインする時に以下のことを確認しましょう。

 

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(1)ロストバゲージした旨を伝える

 ロストバゲージであることを伝えるとホテルの方が、奥の部屋から歯ブラシや歯磨き粉などのグッズを持ってきてくれました。ホテルによって対応が違うとは思いますが、言って損はないと思います。

 

(2)荷物のピックアップ方法を確認する

また荷物が届けられることも伝え、どこに行けば荷物が届けられるのかを確認します。大体のホテルではベルデスクに預けられるため、ベルデスクの場所を確認しましょう。

 

最低限の必要である物を購入する

無事、手ぶらでチェックインが完了したら必要最低限の物を購入しにいきましょう。必要最低限の物とは「歯ブラシや歯磨き粉、着替えや下着類、寝間着、洗顔、女性なら化粧品」など旅行先で無いと困る物です。購入した領収書を無くさないように保管しておけば、後々航空会社へ請求することが可能です。(ただ上限額が設定されています。また全ての物が補償されるとは限りません) 

 

荷物のピックアップ

翌日、荷物が到着したかホテルのベルデスクに3度ほど行きましたが、3回目の夜10時位にようやく荷物が到着していました。

 

これで一安心。ベルデスクのお兄さんにチップを渡して、ようやく旅行のスタートした気分になりました。

 

荷物が気になる事は仕方がないですが、貴重な1日を無駄にせず、ロストバゲージは忘れて楽しむことが重要です!!

 

補償請求

荷物が到着して補償の請求を英語で試みようとしましたが、私には度胸と英語力がないため帰国後、日本の支部へ電話することにしました。

 

意外にもここでも上級会員の威力が発揮しました。

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なんとスターアライアンスゴールドメンバーの場合、一般客よりも補償額が多いという事実を初めて知りました。上級会員で良かったなと思いました。気になる補償額ですが上級会員だと最大で$300でした。一般客だと最大$100だったような気がします。

 

帰国後、航空会社に領収書・証明書のコピー・航空券のコピー等を郵送し銀行口座に入金され、無事請求は完了しました。

 

またANAJCBワイドゴールドの場合はクレジットカード付帯保険も航空会社に請求出来なかった分を最大2万円まで適用されるようです。ちなみにANAVISAワイドゴールド、ANAマスターワイドゴールドは最大1万円のようです。

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対策

上級会員で預けた荷物に優先タグが付けられていてもロストバゲージは発生することが判明しました。ロストバゲージはある意味、運と言えますが、最低限以下のことは重要と感じました。

 

(1)必需品を手荷物として持ち込む

1日分の着替え、コンタクトレンズ、常用薬、化粧品などは手荷物で飛行機に持ち込んだ方が無難だと思います。化粧品の場合は液体のため持ち込める量が制限されているため注意が必要です。

 

幸いにもコンタクトレンズ予備を数日分もっていたため困りませんでしが、目が見えない状況での旅行は最悪ですね。あとは無くてもなんとかなることが分かりました。

 

(2)出発空港で荷物のピックアップ場所を必ず聞く

今回は荷物のピックアップ場所を聞いてから出国しましたが、ロストバゲージにあってしまいました。経由する場合は、空港や利用する航空会社によって、最初の到着地で荷物をピックアップすることもあります。そのため出発する空港のチェックイン時に必ず確認しましょう。

 

クレジットカード保険や航空会社の補償以外にも海外旅行保険に加入しておく方法もあります。ロストバゲージで適応されるのは「航空機寄託手荷物遅延等費用」で預けた荷物が到着しない場合に、現地で購入した衣類など必需品の購入に費やした場合、保険会社から支払いが発生する保険です。

 

保険料が2,500円程度でロストバゲージの場合、最大10万円程度の保険金の支払いを受けることが出来ます。(保険会社によって支払額の幅があります)

 

安心を求める人には海外旅行保険に加入するのもいいかもしれません。

 

まとめ

ロストバゲージにあってしまったら、まずは慌てず行動することが重要だと感じました。証明書や領収書を保管しておけば、必要最低限の物を購入するためにかかった費用は請求できます。また荷物が無くても旅行は出来ます。せっかくの旅行ですよ!荷物が来るまでまずは楽しみましょう。荷物が無いのもいい思い出です。

 

意外と補償してもらえることが分かり、さらに上級会員だと通常よりも補償が手厚いと知れ、SFC修行をしてよかったなと改めて感じました。

 

最後に一言でまとめます。

 

「慌てず旅行を楽しもう」

 

それでは良い旅を!!

 

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